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<有馬記念:追い切り>
金鯱賞を勝ったヤマカツエース(牡4、池添兼)は栗東Cウッドで追い切られた。池添騎手がまたがり、しまいの反応を確かめた。「単走で追い切って、しまいの反応はすごく良かった。状態は今年で1番いいと思う」と好感触。
中山は2戦2勝と好相性の舞台だ。「中山は問題ないけど、2500メートルは初めてなのでそこが課題」と距離がポイントになりそうだ。
ヤマカツエースは天皇賞・秋で15着に終わったが、20キロ増と馬体が戻った前走・金鯱賞で重賞4勝目を飾った。栗東CWコースで、池添騎手を背に単走で追われた。
「カイバを食べているので、先週より少しやってもいいという指示だった。ビッシリやってはいないけど、メッチャ反応は良かった。自分からハミを取っていたし、動き、雰囲気、追ったあとの息づかいとも、これまでで一番といっていい。2500メートルは課題だけど、このままの状態でレースを迎えたい」と、ジョッキーはやる気満々だ。(夕刊フジ)
スプリンターズS-穴馬やっぱりこの騎手とこの馬
◆高松宮と同じ状態〔1〕ビッグアーサー
前売り1番人気馬は午後3時1分に到着。道中はいたってスムーズだった。「順調にこれた。小倉にも行っているし、大人しかったね。高松宮記念と同じくらいの状態にあると思う。今はオフの状態だけど、ジョッキーが乗ったあたりでスイッチが入って、競馬に向けて気が入る。状態はずっと安定している馬だし、どんな展開でも力を出してくれるはず」と犬山助手。
◆輸送はスムーズ〔2〕ブラン
栗東からの6時間の輸送はいたってスムーズ。「いつもより到着してからが落ち着いている。追い切り直後の馬体重が456キロでしたが、輸送もあるし、もう少し絞れるでしょう。もともと小柄でもバランスがいい馬。それが全体的にひと回り大きくなった。洋芝で勝っているが、軽めの芝でもまったく問題ない」と佐々木助手。
◆「具合は抜群」〔3〕ティーハーフ
金曜日に中山入り。土曜は厩舎周辺の運動で汗を流した。昨年の函館スプリントS以来、勝ち星から遠ざかっているが、前走でも上がり最速をマークしており末脚は脅威だ。「まだ少し緊張していますが、こうして運動しているうちに環境になれてくるでしょう。ひと叩きして具合は抜群にいいので、一発を狙います」と深川助手。
◆枠順文句なし〔4〕ソルヴェイグ
経験の浅い3歳牝馬だが、イレ込むことなく約6時間40分の長距離輸送をクリアした。「具合はすごくいいし、落ち着いている。ここからだね。初めての環境だし、体を減らさないでいられるか。函館スプリントSで古馬を相手に重賞を勝てたし、春と比べてだいぶ成長した。枠順((4)番)も言うことない」と松浦助手。
◆「一番の状態」〔5〕シュウジ
関西馬では最後に中山入り。キャリア9戦ながら札幌から小倉まで7つの競馬場を経験してきただけに、8つ目となる中山でも動じることなく馬房におさまった。野本助手は「転厩後の2戦は距離が長かったし、馬もウチのやり方に慣れていなかったが、北海道に行ってから変わったね。今回が一番の状態。スタートが速いし、スピードもヒケを取らないと思う」と期待を込めた。
◆落ち着きあり〔6〕ベルカント
正午過ぎにスムーズな輸送で中山に到着。馬房ではリラックスして落ち着いている。「馬運車ではおとなしかったですし、到着してからも元気。カイバも食べて、テンションも普通。あとは当日次第でしょう」と早稲田厩務員。
◆軽快脚さばき〔7〕スノードラゴン
一昨年の覇者は、午前7時過ぎに坂路を軽快な脚さばきで駆け上がり、その後はプールへ。「追い切り後も順調です。雨がもっと降ってくれればいいですね。この年になっても時計を詰めているし、充実しています。人気はないですが、一昨年みたいに乗り慣れた鞍上で一発を期待しています」と宗方助手は声を弾ませていた。
◆「馬体絞れた」〔9〕サトノルパン
特に渋滞もなく、スムーズに輸送をクリアした。馬体には張りがあり、栗東にいたときと変わらない雰囲気だ。「馬の具合は、かなりよさそうです。一度使って馬体が絞れ、毛づやもいいです」と新谷助手。
◆馬が変わった〔10〕レッドアリオン
前哨戦のセントウルS(6着)を使って気配は確実に上昇中。「輸送もスムーズで、馬運車内でも落ち着いていました。ひと叩きして状態はさらに上向いているし、川須君も“馬が変わってきた”と話していましたからね」と甲斐助手は一発を狙う。
◆「今回は10割に近い」〔11〕ダンスディレクター
滋賀・栗東トレセンから6時間の輸送を終え、午後3時すぎに中山競馬場へ到着した。新垣高三厩務員は「以前、東京に輸送したときより落ち着いているね。久々だった前走は7割くらいのデキだったが、今回は10割に近い。牝馬っぽい面があるので仕上げすぎずに気をつけて、いい雰囲気にもってこられた」と状態面の良さに胸を張った。
◆馬場悪くても〔12〕レッツゴードンキ
中山までの所要時間は6時間少々と、輸送はまったく問題なかった。
「体重が減ることを想定して仕上げてきました。年齢とともに落ち着いてきましたし、馬場が悪くなっても大丈夫です。すべての条件がこの馬に向いてくれるといいですね」と寺田助手。
◆「乗り込めた」〔14〕ウリウリ
昨年はストレイトガールと一緒だったが、今年は1頭で中山入り。それでも戸惑うことなく落ち着いていた。「輸送はいつも通りスムーズ。前走のセントウルS(9着)を使ってからもしっかり乗り込めたし、体重も維持ができている。(外)枠はツイていないが、決まったところでやるしかない」と田中大助手。
◆調整悔いなし〔8〕サクラゴスペル&〔13〕レッドファルクス
2頭とも雨が降りしきる午前8時前、美浦の角馬場からWコースに入り単走で1周のメニューをこなした。尾関調教師は、(8)サクラゴスペルについて「追い切りと同じところから出していった。これで気合が入るでしょうね」。CBC賞を制して勢いに乗る(13)レッドファルクスについては「体調が良さそうですね」とトレーナー。「どちらも前日は攻めの調教をやった」と悔いのない最終調整で大一番に送り出す。
◆陣営は手応え〔16〕ネロ
中山は7度目で輸送も環境も慣れたものだ。「いつも追い切りでは動くが、(29日の)あの馬場で(栗東坂路4ハロン)49秒1はすごい。充実しているね。追い切り後もテンションが上がらず疲れもない。できれば内枠が良かったが、前走は外枠から新境地を見せてくれたから」と今井助手は手応え十分だ。
田辺とソルヴェイグ・・・
やっぱりこれから
大穴候補は
調教抜群で一発狙える
本命
ソルヴェイグ
産経賞オールカマーはGIホースのゴールドアクターとマリアライトの2頭に注目が集まっている。しかし、そんな2強ムードだからこそ軽視できないのが、クリールカイザーと田辺裕信騎手(32)=美・フリー=だ。このコンビは昨年、今回と同じ舞台のアメリカジョッキークラブCで果敢な逃げを打ち、ゴールドシップの1強ムードを打ち破って重賞初制覇。今回も積極策をほのめかし、“大物食い”を狙っている。
2強ムードなど、この男にはお構いなしだ。
「2頭は強いし、堅実ですからね。でも競馬なので、何があるかは分かりませんよ」
不敵に笑う田辺騎手とクリールカイザーのコンビは、昨年のAJCCでゴールドシップが単勝オッズ1・3倍と1強ムードの中、果敢に逃げ切って波乱を演出。他にも田辺騎手は、変幻自在の大胆な騎乗で何度も“大物食い”をしてきた。
今年の安田記念では8番人気(単勝3690円)のロゴタイプで逃げ切り、単勝1・7倍の圧倒的な支持を受けた絶対王者モーリスを退ける大金星。昨年のアルテミスSでは12番人気(同8280円)のデンコウアンジュに騎乗し、のちにGIを2勝するメジャーエンブレムを直線一気で差し切った。注目度が低いときこそ、怖いジョッキーなのだ。
しかもこの舞台なら、なおさら。「中山の2200メートルは好きですよ。ペースとか展開とか、レースの組み立てがおもしろいので」。トリッキーなコースだからこそ、やりがいがあるし、番狂わせも起きやすいと話す。
好きと言うだけあり、攻略法も熟知している。中山芝2200メートルの重賞は近3年だけで3勝。それも全てが相沢厩舎の所属馬(ヴェルデグリーンで2013年オールカマー、14年AJCC)と相性の良さが際立つ。
クリールカイザーは脚元の不安で長期休養していたが、復帰3戦目となった前走の七夕賞が見せ場十分の5着。ジョッキーも「ハンデ(57キロ)も重かったし、時計的にもよく頑張っていました。レースを使われて体調も上がってきたのでは」と復調気配を感じている。
「前走みたいに早めにスパートする形でもいいし、逃げてもいい。あくまでも枠順とか馬場状態次第ですけどね」。田辺騎手は静かにVのイメージを描く。嵐が去った中山に波乱の気配が漂う。(藤沢三毅)
★驚異の単勝回収率454%
田辺騎手は相沢厩舎の所属馬に67回騎乗して11勝、2着6回。勝率16.4%、連対率25.4%と好成績を残している。中山の芝レースに限定すると、25戦で勝率28.0%、連対率44.0%と跳ね上がり、単勝回収率は454%と驚異的な数字。2013年にヴェルデグリーンでこのレースを勝ったときも9番人気(単勝3800円)と人気薄だった。